肩が痛くて箸も持てなかった

施術日記です。

~経緯~

肩が痛くて茶碗も持てなくなっていたご婦人がいらっしゃいました。

腕が上がらないので、もちろん万歳はできないし、着替えも大変だと言っていました。

驚いたのが、右手で顔も触れないので、右手で食事もできず、右手に茶碗を持ってももの上に置き、左手でスプーンを使って食事していました。当然、食事がおいしくないと言っていました。

何回かリハビリ受けたらしいのですが、なにも変わらず、嫌になって行かなくなったとのこと。

娘さんが私の知り合いで、説得してようやく施術を受けるようになりました。

話を聞くと、もう一年ぐらい経つとのこと。重いものを持ったり、転んでぶつけたりといった衝撃は起こしていない。いつの間にかだんだんと痛くなって、腕が挙がらなくなったとのことでした。

~状態~

肩回りから腕の筋肉が上手く収縮していませんでした。ただ、少し収縮していましたから腱板断裂などはありませんでした。使い方が偏ってしまい、何かが引き金になって痛みが発生し、痛くて動かさないうちに筋機能が著しく低下したのでしょう。

~施術~

3~4回に分けて、首~指まで筋肉の柔軟性を回復させて、その後、筋収縮のしかたを再度筋肉に教えました。

結果、万歳ができるようになり、箸を右手で握れるようになりました。着替えも楽々になりました。

びっくりしたのが、お布団もベランダに干せるようになり、お日様の匂いでぐっすり寝られるようになったとすごく喜んでいました。

肩の痛みはつらいですよね。断裂があるかどうかで大きく結果は変わりますが、一部の断裂なら腕を挙げることはできるようになります。ただ、モノを持って頭上に挙げるのは難しくなります。

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